副業収益を高めるために挑戦したいスキル習得とその方法:プログラミング編

副業

これまでにも記事で紹介してきた通りですが、現代の労働環境は、主に一つの業種やスキルに依存するのではなく、多様なスキルを身につけて、多角的な視点から価値を提供することが求められます。

これまではマジョリティだった、1社に勤めきるような働き方も次第に評価され辛くなってきており、個人が複数のスキルを習得し、個人として生き抜いていく力が今後一層求められるようになってくるのではないかと思います。

考えてみてもらえると、会社からしても「こいつは辞めないな」と思う社員に対しては、それ相応の扱いをしてくるものです。

一方で個人にスキルがあってどこに行っても通用するような人は会社に対しても対等にコミュニケーションが出来、結果として賃金などの条件交渉などがしやすく、収入を増やしやすい環境を作ることが出来ます。

所属する組織に対して主従の関係ではなく、対応な関係を築けるようにするというのがポイントだと思います。

そのうえで副業をすることはそういった会社と対等な関係を築きやすくするステップになると思うのですが、副業をするのにも新たなスキルの習得は必要不可欠です。
※前の記事で特殊なスキルを必要としない副業に関して調査しましたが、やはり単価を上げていくためには新しいスキルの習得が必要になってくることでしょう。

この記事では、副業での収益向上を目指す方に向けて、習得すべきスキルとその方法を調査しご紹介します。

たとえば対象のスキルとしてはプログラミングやデザイン、SNSマーケティングから英語力向上、SEO対策など様々多岐にわたるかと思います。これらのどのスキルを習得しても、副業で収益を増やす可能性は大きく広がります。

これから紹介するスキルは、専門的な知識を必要とするものが多いです。それぞれのスキルについて「初心者が独学で学習して本当に習得出来るのか?」という観点で、具体的な学習方法に関する調査結果をまとめていきます。

ちなみに簡単これらスキル習得は簡単に出来るものではないし、「こうやれば簡単に習得出来るよ、という」記事でもありません。

それぞれのスキルを習得し、副業として収入を得るまでにいたるにはどのスキルも数年は時間を要するものだと思います。

なのでそもそもそういうものだと理解することと、その上で取り組もうとするメンタルは前提として必要になるかなと思います。

その上で、一つのスキル習得にそれだけ時間がかかるのだからあれもこれもと進めるのは返って非効率であることがわかるかと思います。

スキルは掛け算で個人の稼ぐ力が変わってくるかと思います、その上で今の自分のスキルだと何を組み合わせると市場価値が上がりやすいのか、何からどういう順番で身に着けていくべきなのかを計画すると良いかと思います。

自分の場合は経営×マーケティング×データ(AI)×プロダクトマネジメントみたいな感じでスキルを習得していきました。

現在はこれに英語を組み掛け合わせようと勉強中であり、その次はファイナンスを勉強しようと思っております。

スキル習得は時間とエネルギーを投資するだけの価値あるプロジェクトだと思います。

その投資を最大限に活用するために、自分にとって最適な環境や方法を身に付けることが大切です。それが一回身に付いたら(自分の中で腑に落ちたら)きっと習慣化されていくはずです。

それでは一緒に新たなスキルを身につけるための再現性ある方法に関して検討していきましょう。

プログラミングスキルの習得:市場で求められる言語とその学習方法

プログラミングスキルは、現代の副業市場において非常に重宝されています。

自分も過去挑戦していますが、掛け算の観点でいうと他のスキルの方が優先度が高かったため、今はお休みをしております。

ただ今後自身としても身に着けたいスキルの一つです。

プログラミングのスキルはWebサイトの開発、アプリの制作、データ解析、AI開発など、様々な領域で必要とされており、市場価値も非常に高いです。

市場で特に需要が高くお勧め出来るプログラミング言語だと以下のようなものがあるかと思います。

Python

Pythonは、シンプルで学習しやすい構文を持つため、初心者に特におすすめのプログラミング言語です。

データ分析やAI開発など、幅広い領域で利用されています。

Pythonの特徴

読みやすさ

Pythonの最大の特徴はそのシンプルさと直感的な構文です。

英語がベースなので他のプログラミング言語と比較してコードが読みやすく、初学者にとっても親しみやすいと思います。

汎用性

Web開発、データ分析、機械学習、AI開発など、多岐にわたる領域で利用されています。

強力なライブラリー

PythonはNumpy、Pandas、Matplotlib、Scikit-learn、TensorFlowなどの強力なライブラリーやフレームワークを持ち、これらを活用することで複雑な処理を簡単に実行できます。

Pythonの学習方法

オンラインコースを活用する

Progateやドットインストール、Udemyなどのオンライン教育プラットフォームでは、Pythonの基礎から応用までを学ぶことができます。

Progateはイラスト多めの開設を基に、ゲームのようにプログラミングを進めていけるツールになっています。

Progateで実際にコードを書きつつ、色々本を読んでいくみたいな進め方が割と理解しやすいかと思います。

Udemyも動画で授業のようなものを受けられるので、基本的な概念を理解するのとかには役立ちます。

youtubeでも色々動画があるので、探して色々見てみるのが良いと思います。

必ずこの順番でやった方が良い、みたいなのは中々なくて、最初はわからないところもたくさんあるのですが、色々な教材に触れていくうちに少しづつ繋がっていくようなイメージだと思います。

プロジェクトベースの学習を行う

知識を定着させる最善の方法は、自分自身で何かを作り出すことです。

簡単なWebアプリケーションを作ったり、データセットを解析したりすることで、実際のプログラミング経験を得ることができます。

そもそもですが、学習したいプログラミング言語で何を出来るようになりたいのか、ユースケースを決めて勉強した方が効率的でしょう。

自分の場合はデータ分析を出来るようになりたい、という目的がありました。

そして少し書けるようになったら、最初はほとんどお金をもらえなくても良いから、実際の何かのプロジェクトに参加させてもらった方が良いと思います。

そこで色々質問出来たりする環境がもしあれば一気に成長出来るはずです。プロジェクトなので学校のように質問させてもらえるわけではないですが、他の人のワークを見てやり方を学ぶことは出来るはずです。

コードを読む

GitHubなどで他人のコードを読むことは、新たなプログラミングテクニックを学んだり、良いコードを書くための感覚を養うのに役立ちます。

コミュニティを活用する

Pythonのコミュニティは活発で、初心者でも質問や疑問を解決できる場所があります。teratailやPythonの公式フォーラムなどは、学習の一部として活用できます。

Pythonの学習は時間と努力を必要としますが、データサイエンティストは高額な報酬単価が市場の中で設定されているので、是非とも習得することをお勧めしたい言語の一つです。

SQL

Pythonと合わせて習得出来ると良いスキルがSQLです。

SQL(Structured Query Language)は、データベースの管理や操作に用いられるプログラミング言語です。

SQLとPythonが使えるとデータベースから必要なデータを取得し、分析して結果を可視化させるという、分析プロジェクトに必要な一連の業務を完結できるようになるはずです。

現代のビジネス環境ではデータは非常に重要な役割を果たしており、そのデータを効率的に扱うためのスキルとしてSQLは広く求められています。

私が以前働いていたコンサルティングの会社もデータ分析を出来る人材がたくさん所属しており、クライアント企業から引く手数多でした。

以下ではSQLの特徴と具体的な学習方法について紹介していきます。

SQLの特徴

データベース操作

SQLは、データベースとやり取りするための言語です。

データベース内の情報に対して、「Create(作成)」「Read(読み取り)」「Update(更新)」「Delete(削除)」といった操作を行うためのコマンドが用意されています。

これらはCRUDと呼ばれ、データベースを操作する上で最も基本的な作業を表します。

データ解析

SQLの強力な特性の一つは、データの抽出と解析能力です。

SQLのクエリを使用して、大量のデータから特定の情報を抽出したり、データの集計やフィルタリングを行ったりすることが可能です。

これにより、ビジネスにおける意思決定や戦略策定のための重要な情報を得ることができます。

汎用性

SQLは多くのデータベース管理システム(DBMS)で利用されるため、様々な環境で応用することが可能です。

SQLはMySQL、PostgreSQL、SQLite、Oracle Database、Microsoft SQL Serverなど、主要なDBMSで採用されており、習得することで幅広い場面で利用することができます。

これらの特徴を持つSQLは、データが重要な資産となっている現代ビジネスにおいて、高い需要が見込まれるスキルです。

特に大量のデータを効率的に取り扱う必要があるデータ分析やビジネス分析の分野で活用されています。

SQLの学習方法

初心者の方でも学習しやすいステップを考えてみましたので参考にしてもらえればと思います。

1:基本的な理解を深める

まずはSQLとは何か、どのように利用されるのか、基本的な概念や用語を理解することから始めると良いです。余り細部に入らず全体を俯瞰して捉えるようなイメージです。

そしてデータベース、テーブル、列、行などの基本的な概念とSQLが何をするためのものなのかを学びましょう。

この段階では、先ほど紹介したオンライン教材や書籍を利用すると良いでしょう。

書籍はAmazonのレビューを確認しながら自分の状況や学習スタイルに合わせて選択していくのが良いと思います。

2:SQLの基本文法を学ぶ

次に、SQLの基本的な文法を学びます。SQLの文法も基本が英語なので理解しやすいと思います。

SELECT、INSERT、UPDATE、DELETEなどの基本的なコマンドと、それらがどのようにデータベースと対話するのかを理解しましょう。

この段階では、オンライン学習プラットフォームも利用すると良いでしょう。「Udemy」などのオンライン学習プラットフォームがコマンドの書き方に関する実践的な学習を提供しています。

3:実践的な問題に挑戦する

基本的な文法を学んだら、実際の問題に取り組みます。「Progate」「Codecademy(英語のみ)」「paizaラーニング」などのプラットフォームは、SQLの実践的な問題を提供しており、手を動かしながら学習することができます。

4:高度な機能を学ぶ

基本的なSQL文法に慣れたら、次はより高度な機能を学びます。

JOIN、サブクエリ、集合演算、ウィンドウ関数などを学び、複雑なクエリの作成に挑戦しましょう。この段階でも、上記のオンライン学習プラットフォームや問題集を利用すると良いでしょう。

この段階になると頭の中でデータベースのイメージが出来、どういうデータベースを作りたいのかをイメージ出来るようになる必要があるかと思います。

5:プロジェクトに取り組む

ここまできたら先ほどと同じように実践に取り組むのが成長が早いです。

プロジェクトに参加するための方法は、副業を紹介しているポータルサイトなどで見つけることが手っ取り早いかと思います。

基本的には経験者でないと中々採用してもらえるのが難しいですが、相場より大分低めの時給単価を設定すれば未経験でも採用してくれる案件はあります。

そういったものを狙うと良いでしょう。

当然SQLのスキルは、自身でプロジェクトを進行させることで一気に深まります。

実際のプロジェクトに取り組むことで、学んだ知識をアウトプットし身になっていくのです。そして周りのメンバーからも多くの学びを得ていけることでしょう。

以上、スキル習得として身に付けた方が良いスキルの推奨としてPythonとSQLに関して取り上げさせていただきました。

それ以外の言語で初心者でも取り掛かりやすく需要もあるところだと、フロントエンド系のHTML/CSS/Javasctiptといったところでしょうか。

これらのスキルを習得するとWEB制作におけるデザイン部分を実装することが出来るようになります。

ただ、業務が一貫出来るかというところだとWEB制作においては

  • デザイン
  • フロントエンド
  • サーバーサイド

までスキルとしては必要になってきますので、すでにデザインをやっている人がスキルを拡張していく感じでフロントエンドのスキルを習得するとかの方が、掛け算的な考え方としては良いんじゃないかなと思います。

ただ、デザインだけお願いしたいやサーバーサイドのスキルが余り必要ないフロントエンドだけをお願いしたい、などのニーズもあったりはするのでこれだけでは仕事にならないかというとそういうわけではありません。

あくまで市場の大きさの話で、新しく学ぼうとしているスキルを自分のスキルに組み合わせることで、対応出来る市場の大きさがどれぐらいになるのか、という観点で色々副業サイトやクラウドソーシングの案件とかを見てみると良いでしょう。

いかがでしたか?

今日は「副業収益を高めるために挑戦したいスキル習得とその方法」というテーマでまずはプログラミングに関するお勧めのスキルと習得方法をいくつかご紹介させていただきました。

次はマーケティング系でいくつかスキルをご紹介させていただきたいと思います。

本日もありがとうございました~

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