稼げる人になるためのキャリア形成に必要だと思うこと

未分類

自身のキャリアを振り返った時に重要であったと思われる指針を考えると

  • 個人としてアウトプット出来ることを増やし続けること
  • アウトプット出来るスキルの領域は時流に乗っているものを習得すること
  • 今より高いレベルを求められる環境へ常に移行していくこと

大きくはこの3点だったと思います。

今日は自身のキャリアステップを例に上記3点がなぜ重要だと思うのかについて、見解をまとめていきたいと思います。

自分は大学を卒業後に就職することはせず起業することを選びました。

そしてそのあと7年ぐらいは経営者として仕事をしておりました。

しかし事業を作って社員を雇って会社を経営はしていたけれど、再現性のあるスキルみたいなものを得られている実感は余りありませんでした。

いや、正確にいうと得られてはいたのですが、時を重ねるとともに徐々に成長の角度が鈍化していくような恐怖に襲われるようになりました。

再現性とは、作ってきたものを一度壊したり捨てたりしても、また同じものを作ることの出来るスキルだと思います。

そしてこの再現性あるアウトプットを創出出来るスキルこそが、お金を稼ぎだすスキルなのではないかと思っております。

逆に再現性のスキルを持っていないとどうなるのか。

たとえば時間とともに取り組んできたビジネスはそれなりの規模になっていくとは思うのですが、それを再構築する自信がなければそれにすがることしか出来なくなっていくことでしょう。

自分の場合「それはリスクだな」と思いました。

自分が経営者としてやっていた会社は、不動産領域で順調に成長していく見通しが立つほどまでには事業が拡大していましたが、きっとそのままやり続けても再現性を得られるようなスキルの習得はその範囲からあまり広がっていかないのだろうという感覚と、そこで身に着けられる再現性のスキルもそこまで需要は大きくなっていかないのではないかと思い、私は経営を退任して転職することを決めます。

28歳になって初めて会社員として働くことになるのです。

なぜWEBの会社に入ったのか

時流に乗っていたからです。

当時は2010年代序盤ごろでしょうか。

自分が経営をやっていた時代(2000年代)にもWEBのビジネスに挑戦したことがありました。

結局はビジネスの柱となるようなところまで成長させることが出来ず、撤退することを役員で話し合って決めました。

当時の我々のチームにはテクノロジーに明るい人材がいませんでした。

その状況下で一度数千万規模の大きな損失を出すような失敗を経験することになり、チームとしてのショックが大きく、且つ不動産領域のビジネスが目を出しそうな予兆もあったため、WEBビジネスからは撤退し、資本を不動産領域に集中させようということで撤退止む無しという判断にいたることになります。

ただ個人的には「WEBビジネスをやらないこと」を選択するということに対する心の中のつっかえみたいなものがその時にありました。

今のAIに対する盛り上がりを超えるような期待感が当時のインターネット界隈にはあったと思います。

今思えば、あの時代にWEBでビジネスをやれるようなチームに自分がいなかったこと、自分がそういったチームを作れるところにいなかったこと自体がそもそもの問題であったように思います。

実際に自分と同世代で2000年代に生まれたインターネット企業はそれなりにありましたし、彼らはその後ある程度の規模まで会社を成長させていっています。

それを作れなかったのは自身が起業したとき、いやもっと前の学生時代に働いていたときに、自分はもっと未来を見通した選択を出来ていなかったのだと思います。

なぜそれが出来なかったのか、そしてなぜそれが重要だったのか、そのために人は何をすべきなのかに関しては別の記事で書かせてもらいます。

そんなかんなで自分がWEBビジネスから撤退したあとは、その業界に関しての情報は当たり前のように疎くなっていきました。

そして事業を大きくするための手段としてWEBマーケティングなどの提案を受ける側に回るようになっていったときに、提案される技術が自身の想定よりかなりのスピードで進化していっていることを感じるようになっていきます。

そして当時参加したとあるセミナーの中でマーケティングにおける戦略から実行までが、かなり論理的にWEBソリューションを活用することで実行できるということを知った時に、そして自分はそういったことを販売する事業者から搾取される側になるのだと思ったときに、「今あっち側にいかないと取り返しのつかないことになる」という雷みたいなのに打たれることになります。

そしてそのセミナーから数カ月が経ったタイミングで、経営の岐路を分かつような出来事もあり、この2つが重なったタイミングで「WEBの業界にいこう」と決断したのでした。

この続きは次回書きます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました